いつかどこかの国で

誰もどうとも言われないところで、いつか原寸大のコレを作ってみたいものだ。
この仔猫も横になれないサイズでも、耐えられる重さは五キロはかるいだろう。
むしろそんな鉛でできた人形をねかせたら、端ロープの代わりのヒゲ根はピンと伸びてアダンのゴワいネットはひとがたのフォルムを描くだろう。