バックル

こういう意図にブログは似合いだ。捨てきれず島に運んだものを、一つづつ捨てる。──急いで別れを言わないで──、おととい観た映画の字幕。アメリカにも遍路のような長大な、名物トレッキングルートがあるようで。

ポイントポイントで、荷物を受け取りながら進むのがアメリカらしい。バックルは18の息子が遺したもので、金属と革にばらして廃棄。ふと最期のウエストを測ってみれば、なんと74センチ。

一時期は私よりデブかったのに、年頃だったのが痛ましい。

遺志を継いでひとつ、今年は減量にこれ努めてみるか……。と言って、ウエストの目標値は30センチへらす無謀なものである。