長柄スコップ

身の丈は大げさだった、長柄スコップは肩まで。素人のものでないこれを二本、島に運び入れた。アコウに沿って、単管を埋め込むときには必要だろうくらいの用途しか思い浮かばない。林立した単管は、枕を並べて横になるハンモックを吊るためのものだ。

右端の角ス・コ小は、緑陰に埋まっていたもの。桃里にはこれだけだが、ギャラリーにもまだ何本かある。角スコの大小だった。しばらくの間に、また増えたものだ。ここまでにする。