2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ギャラリー「パナリ」のオープニング・エキビジション

そんな下心はなかったがだからこそ、那覇でギャラリーを開くならその不動産契約の連帯保証人のアテになる人を指折り数えれば、わずかの間に少なくとも片手の指はみんな折れる関係があちこちに育ったのに惜しいが、オキナワを離れてギャラリーは石垣島で営ま…

苗田を作ってきたら

苗田を作ってきたら、石垣の田は出穂の季節。 スコールが通りすぎたら、まだ頭をさげることを知らない若い稲に涼しい海風がその頭をなぜてやってる夕ぐれ。

渥美半島おもて浜のハマダマイコン

星の名前

全国紙どこにもあったが、これは沖縄タイムス。2012年月4日、21面。ひと・まちのタイトルがついた、いわば全国ローカルといった趣向。

新しい新聞

久しぶりに、新しい新聞をよむ。ハンモックの編み上がらなかった人に対して、夕食後サロンで新聞を読んでいますので……と毎日言ってきた出前、古新聞を毎日再読。新しい新聞は久しぶり。身の上相談は読売一番。相談者より樋口恵子の今を思い描く。

すべるように

デッキから海をみていると、揺れる足元を気にしなくなっているのを感じる。 多くの雨をもたらしたようだか、海上はやや波が高かっただけのことだった。七階だての下にB1、さその階下がエンジンルームになっている。 客でないのでそれぞれ裏側に、別の目的を…

船内新聞

新聞社かOBとして船内新聞とはどんなものかと期待したが、毎朝ドアの隙間から差し入れられるA3二つ折りの「今日の予定とお知らせ」のことだった。当たり障りないトピックスなんて、なくていいか……。戦艦ポチョムキン船内で発行されるとしたら……、なんて思っ…

洋上手編みハンモック教室

呑み込みはよくないが、ひと編みごとに完成に近づく。二言目にはおだてる。間違いを見過ごしてから指摘する。人はそれぞれ。

ひとマスいくら?

復路神戸港目指して、ふじ丸は航行中である。夜半に、揺れるベッドで目を覚ます。 つきっぱなしのTVは往路復路とも、ビデオチャンネルを除けば何の番組も写さず、船首カメラのモニター映像と点滅する舟形が現在位置を示すチャンネルのみだ。緯度経度で囲まれ…

キャプテンはだれか?

歯ブラシからシャワーキャップまで鏡の前に揃っているが、使う者はこの部屋にはいない。 よく見ると一つ一つに名入れしてあって、アイキャッチはロープを「雲雀結び」した図柄になっている。ことほど左様にロープークと縁の深い船旅の、主たる客層はひと仕事…

軽い土産

ガイドはメインストリートに可愛いオフィスを持っていて、船内で小笠原について話をしたら片道だけで船を降りてしまった。 彼にはここまでが、往復だったのだ。私の土産は手軽。200000分の1の地図。島のそれはお得感がありません、海ばっかりだもの……。小笠…

航海中は午前と午後にそれぞれ10名

ハンモックの教室は航海中は、午前午後にそれぞれ毎回10名。屋根つきのデッキ最上階で、希望者が多くて抽選を係がしている。 毎回出来上がらず、未完成のロープのぐちゃぐちゃを参加者は持って帰ることになる。夕食後はサロンで新聞を読んでますから、続きを…