モミでとっておくガンガン

まだ最低気温がマイナスにならない、今のうちにガンガンを洗ってモミ貯蔵の準備をした。これらのガンガンは当家で使ってきたものでなく、私が古道具屋や廃業農家から譲りうけたものばかり。
ガンガンというのも何だかワラケルが、小さな缶ならカンカンでよいがドラム缶サイズなら「ガンガン」と呼び習わしてきたのがぞっとします。

玄米ではなくモミで貯蔵するのは普通のことだった。ネズミをめのカタキにしたものだが、私はネズミよけにハーブを使っている。大小四つのガンガンにモミを詰めながら洗濯ネットにレモングラスを入れて、いくつか放り込むのです。
空調ファンのついたものや大型冷蔵室といった豪華備蓄庫もきょうびの百姓は持っているが、うちはガンガンだけ。梅雨に入る頃に売り切れば問題なし。