トリッペンその後

このトリッペンの紐結びに、固有の製作番号があるか否かわからないが、結びを定番化しようとその後にスニーカーに見本を結んでみる。

私は甲高で相応に幅広だからどれも試しに履いてみようとすると、工夫した結びの表情が台無しになったりする。ここに「グリグリノぐにゅう」が生まれる必然がある。

トリッペン拾遺60に再構成するのは、こうした視点を主眼とするからだ。今年いっぱいかかるだろう。手元にある五足ほどに結んで解いて――を繰り返して。