2009-12-18から1日間の記事一覧

当地に訪問者を案内して、自慢したいものは多くない。そのひとつの名誉村長は徳川夢声だとおもっていたら、代替わりしていた。そりゃそうだと、その人には初めてだが私には二〇回目くらいの明治村で思いました。

かれが遠くなりにけりといった時代は、さらに遥かに去った。現在の名誉村長は誰々ですというセットを組んだ仕掛けがあった。ええと、誰だったかな? もうそんな趣向、止めたらいいじゃん。 エンシーダは「まんのう」、ラステーロは「熊手」。ラテンアメリカ…

切りモチ

厚くのして切ったら立てて、二枚にそぐ。背中合わせに重ねてそいだ面を両表にすれば、見栄えのよい切りモチ2コ組みができる。 雲南黒米も神丹穂もどちらも古代米のモチ米だが、今年は神丹穂を五分づきの玄米モチだけにする。

稲の背丈

古い藁仕事に風を当てたついでに、出しっぱなしの稲藁見本をしまう。落穂するのでネットをかけてある。左より普通のうるち米、中は長粒種の雲南黒米、右が神丹穂。こんなに長さがほら、違うでしょという見本。

餅つき

僅かだが、今年も餅を搗く。今年の古代米の出来はどうかと、試し搗きしてみた。厚手にのして短冊に切ったら包丁で二枚にはぐと、ナント切りモチの数が倍になる! そりゃそーだ、今年はこれでいきます。

「藁より始まる」

このごの農に関するアプローチの全体を、こう呼んで再開した。藁よりはじまる……。日だまりの僅かのひと時、カドにひろげたものはビクだけでない。その大小、叺(カマス=こんな字?)、俵のフタ(座布団って呼んだことがある)。今日のところは、これくらいにし…

ヘソくらべ

納屋一掃も終盤、それもそうで明日は当の主が没してまる四年になる。屋根裏から下ろして、四年もほってあった「ビク」の埃をはらった。ひとつづつ覗きこむと、ビクのヘソには、個性があるね。 はっきりとは知らないが構造的に生まれるヘソは内容物を詰めて運…