2012-01-01から1年間の記事一覧

戦争記念館平和記念館

ヨッコイ正一、と リアルタイムで横井正一の帰還を迎えた世代は言わなかった。まだそう言う芸人は現れていなかった。 名古屋市博物館で彼の企画展示が開かれてから、その遺品の多くが戻っていないと美保子さんは言った。 昨日の朝日、名古屋本社版の投書欄。…

帰島報告

なんとなく一回りして、あちこちに顔を出して帰島を告げる。 島に戻るとしばらくの徘徊には、こうした意味がある。 ギャラリーを空けてる間に、なんとなく気なかけていてくれる人が、気がつけば生まれている。 夕日に赤い帆、ヴィバ!クガート、叱られて。真…

ミクロネシアのハンナ・アイザック(国際交流員)

げんき英語ニュースレター hannah isaac(ALT)

金子大栄 ジャンケレヴィッチ 西田幾太郎 竹内整一 票の値踏みを参考に 「南の島に小さな…」の参加一口を決める。 大 橋 上 請合 だろうか? 鍵ア 名古屋大曽根坂下〓屋 ほんの小さな頃、使われていた記憶。 万石だったかな まだ、とっておけないものが沢山。

香川県で自転車

人生の残り時間で

人生の残り時間で 南の島に小さな ちいさな家を建てよう計画 type・1 四畳半あずまや「地球着陸船」 type・2 軒下に竈を築く「四畳半+ロフト一畳半+軒下三畳」 支配者に強制されたり時代に翻弄されてのぞむとのぞまざるにかかわらず、入植者が自分の手で…

お土産

立体テキストと呼んで差し支えないものに、舟大工の作るおもちゃの舟がある。 おもちゃのように見えるが、おもちゃでない。 同じことを「立体テキスト」、三次元テキストとも書いたが、手のひらサイズのハンモックもそう言いたいのだ。 置かせてという申し出…

もうひとつ、三点吊り。午前3時半の出来上がり報告。夜食は担々麺と半チャーハン(これがいけない)。

藍のタコ糸で

アダンはひとまずおいて、島の藍染めのついでに紛れ込ませておいた一ミリのタコ糸で編んでみた。 洗濯ばさみの人形を横にした、スケールのつもり。縁には人の載るハンモックを編んだ三ミリロープが、ちょうどよいだろう。 今日は郊外に民具製作の工房を持つ…

これで今日が終わりそう。ホテルに貰い風呂に(有料)行く時間だ。

島での老後を予感した。

顎ひもに柿渋

この島にきた頃、白保の市でクバの簑を買った。土産の小さな飾りでなく、実用に耐える大きなもの。一端、愛知県の自宅に持ち帰ってあったが又ギャラリーの壁に置くべく、往復3000キロした。 実用というのもへんだが、マユンガナシ神事のコスチュームに簑とク…

二日め

ミニの二日めだ。あさ、散歩を長びかせてあちこち、街路樹の植え込みを覗いた。 収穫はこれ、度重なった台風の置き土産が緑陰の至るところにあって、ミニのハンモックの張り棒にする小枝なぞ訳はない。 ついでに亜熱帯特有の気根をほんの三〓センチっぱかし…

アダンの気根の繊維を綯う

サトウキビのじくに交互に手繰り巻いてあった。巻きに大小あって、その小の茎には「35メートル」と書いてあった。そうはないだろう、悪気はないのだ。 目の見えない彼が計ったかどうか、それは分からない。 ひとひろ二ひろと巻き取る前に計ったかろうか。む…

二つ目は

二つ目は日がかわる前に出来た(写真・下)。今度は端ロープに芭蕉の外皮の二つヨリ4ミリ相当を使った、吊りロープには、その中の繊維を三つヨリにしたもの。小縄のヨリが硬いので、手綯いではない。フィリピンの工場には案外、日本製の最新製綱マシンがあるや…

いつかどこかの国で

誰もどうとも言われないところで、いつか原寸大のコレを作ってみたいものだ。 この仔猫も横になれないサイズでも、耐えられる重さは五キロはかるいだろう。 むしろそんな鉛でできた人形をねかせたら、端ロープの代わりのヒゲ根はピンと伸びてアダンのゴワい…

遠近法でない

19穴と呼んでいる自作では最大に、小判鮫のようにミニアチュールを下から重ねてみた。表はとっぷりと暮れた。編み目の不揃いは次第に解消されようが、慣れても日に一個だろう。 よしと思えるまでに2、30個できるだろうが、そこまでにしておく。 ネットは…

仮面簑笠

どこぞの近衛兵のような、ふっくらした帽子の優雅さはどお!

片方を取り付けたら、もう四時。

雨の…修理工場で、板発条を外す。

下から前輪板バネ、いちばん下が組み合わされたもので車から外したまま。その上、バラすとこうなる。 いちばん上は後輪に取り付く板バネをバラした、その下を見ると弓のようにカーブを同じくしないものが組あわさっている。 こうまで古くても現役ならばわけ…

木製滑車

木製滑車は10組あるだけ。 取りついた傷んだロープを外して取り替えながら、作ってみようかと思ってしまう。カナダで洋式轆轤をおぼえたという、知り合いを思い出した。 亡父の一周忌のお返しに自宅の庭の柿の木で、銘々皿でも挽いてもらおうとしたことがあ…

マニラ麻

マニラ麻にお目にかからない。この岡に上がった帆船から取り外した滑車に巻かれたこれが、そうではなかろうか。 麻が褪色すると白くなるなんて……。このままでは渡せない。この滑車の新しい使い手も現れるだろう、ロープを新調するのはその纏め方を知るのにも…

ファイバー

新栄町の舟貯まりをのぞいたあと、ふと星野〜伊野田の漁港に行ってみた。 流木もさりながら、18〜20ミリくらいのくたびれた漂着ロープを手にした。 ヘリポートに通りかかる前。 洗濯機は二層式を使っている。脱水量が少ないと、回転のバランスがなかなか安定…

取材

橋桁に人が川の流れに沿うてくの字になっていた、電線にも人が引っ掛かっていた。描いていて思いついたものでない、巻末に挙げた人たちに取材して画かれたもの。 島で一軒の小さくない古本屋に、こうののマンガが三冊あった。 この「夕凪の街」とぴっびら帳…

梅一粒

これは日経、通販の一面広告。 和歌山県みなべ町の株梅翁園。 主題からそれるが、粉ひきの足つき豆皿。 梅の花を添えたら、狭かった。

新栄町の舟溜まり

先日のべた記事にまた、新栄の舟貯まり(こっち使ってるか)の埋め立て宣告。 着々進行中に何故と言って、手を焼く抵抗にあってか。 きのう確かめても変わりなさげ、ついでにこれだけ主なき廃ロープを持ち帰る。 それから二三時間かけて二層式洗濯機できれいし…

骨に共感する孤児

ベンチの知らない人の膝にある遺骨に、戦災孤児が触れようとして払いのけられる。 この世界の片隅に、の終盤にわずかふた駒のエピソード。 人間の条件を朝まで通して観るオールナイトが70年代にはよくあった(名古屋ではミリオン座)ものだが、まぶしい陽に木…

延びる伸びる。

延びる、伸びる。縦にか面的にか、ロープなら伸びる。三つヨリであれ金剛打ちあれロープの構造をイメージできれば、点線の次元にしておきたくない。どの字を使おうか。 滑車に取り付くロープに限らない、ハンモックは載って結び目が絞まってはじめて出来上が…

で、吊りロープをふた廻り

あとは負荷をかけて、ロープを延ばして二ヶ所の合わせ目を絞めれは完成。 坂道を蛇行しながら二倍の距離で上れば、力は二分の1という理屈だ。滑車の場合、距離は手繰るロープの長さというわけである。